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【03】マスキングをしない選択肢 SDEXユニコーンガンダム(デストロイモード) ガンプラ

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ユネプラ
ユネプラ

表面処理が終わり、いよいよ塗装へ。
SDガンダムEXスタンダード 005 ユニコーンガンダム(デストロイモード)
いざいざ塗装なり

塗装となると避けて通れないのはマスキング。
私はこのマスキングが大の苦手。
飛行機の翼などのシンプルなラインならまだしも。
ユニコーンガンダムのサイコフレームのマスキングは……

心が折れましたな

ということで発想の転換。
エアブラシの細吹きでどこまで色分けができるのか。
これをテーマにチャレンジ。

幸いにもユニコーンガンダムのサイコフレームは発光するモノ。
多少ふんわりと仕上がっても、『狙い通り』と押しとおることが可能。

ということで、ブラックジェッソによる下地塗装、シルバーを塗装し金属感の演出、エアブラシのみでの色分け全塗装
以上の3ステップで解説いたします。

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ブラックジェッソによる下地塗装

ブラックジェッソ

成型色を隠蔽するためにターナー色彩株式会社の『ブラックジェッソ』を用いて下地塗装。
エアブラシにて塗装を行います。

ブラックジェッソをエアブラシで塗装。落ち着いたつや消しに仕上がる。

二回の塗装で真っ黒に。
美しいつや消しで、サラサラとした質感。

『ジェッソ』をエアブラシ塗装するための注意点、方法はこちらから

『ジェッソ』とは?

アクリル絵具などの発色、定着をよくするための下地剤。
模型業界では『サーフェイサー』というモノがあるが、細かい違いはあるものの……
それの美術系、絵具系での呼び名であると、まずはふんわりと認識を。

用いる『ブラックジェッソ』はターナー色彩株式会社の『U-35』シリーズにラインナップされているモノ。

  • ジェッソ=ホワイト
  • ブラックジェッソ=ブラック

であり、性質は水性。
乾燥前は水に溶ける性質であり、乾燥後は水に溶けなくなります。
乾燥後も『マジックリン』で落とす事が可能。
道具の洗浄、そして塗膜を剥がしたい場合には『マジックリン』で落とすことが可能。

エアブラシで塗装を行うにはややコツがいるものの、可能。
私にとって特に押したい特徴は『臭い』
『臭い』は非常に少なく、あまり気にすることがなく作業ができるのはうれしいところ。

シルバーを塗装し金属感の演出

ギラリ ここで止めるべきか……?と悩むポイント。

同じく『U-35』シリーズのIRIDESCENT SILVERを塗装し金属感の演出を行います。
下地の色によって表情を変えるシルバーであり、下地の色はブラック。
ということもあり、重たく、重厚感がある仕上がりとなりました。

IRIDESCENT SILVERはセットには含まれていない色なので、別途購入する必要があります。

エアブラシのみでの色分け全塗装

狙った塗装を行うことは難しかったが、これはこれでアリ。

冒頭でもチラッとこぼしましたが……
マスキングはしない方向性で進めます。
もちろんマスキングをしたほうがパキッと。
キレイなラインとなるので、ソリッドな表現を目指すのであればマスキングをした方が無難。

めんどくさい

形になりホッと一息

という後ろ向きな理由でスタートしたエアブラシ塗装。
ではありますが、やってみると楽しいもの。
特にユニコーンガンダムはサイコフレームの発光も特徴の一つ。
エアブラシ特有のボカシ具合が良い『ふんわり』感であり……

狙い通りですヨ

と、手のひらを返しても良いのではと思う今日このごろ。

まとめ

ズキュゥゥン

マスキングをカットしてのエアブラシでの全塗装へと踏切り、形になりました。
大事なのはマスキングではなく、完成させることだ!

と、信じてなんやかんやでもう少し。

完成へと向かうのみ。

ユネプラ
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【03】マスキングをしない選択肢 SDEXユニコーンガンダム(デストロイモード)はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。

↓記事で紹介したプラモデルはこちら↓

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ユネプラ

2級・UC級色彩コーディネーターのユネプラです。

主に筆塗りに関する知識や、製作の過程・ツールのレビュー、プラモデルのレビューなどを発信しています。

臭いの少ないツールで製作しているので、配慮が必要な環境で製作している方の参考になれば幸いです。

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