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リアルタッチマーカー 全塗装後のウォッシング 実験

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ユネプラ
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アクリル絵具の塗膜を傷めずスミ入れ&ウォッシングを行うためには。
『ガンダムマーカー リアルタッチマーカー』を試してみましょう。

条件としては3つ。

  1. アクリル絵具の塗膜を傷めない
  2. 乾燥後も拭き取りが可能なこと
  3. 臭いが少ないこと

乾燥後も拭き取りが可能なこと。
さらに言うと、溶剤などを使わずに拭き取れたらいいナァ……
というのが本音。

汚しから拭き取りまでワンセットで行う。
と、なるとなかなか時間がかかり。
中断が起こる可能性もあります。

宅配便がキター

とかね。
というわけで、「乾燥後も拭き取りが可能なこと」は外せない。
最優先ではないけどネ。

ウォッシングとは

ウェザリング(汚し塗装)の技法のひとつで、『一度よごしてから落とす』技法のことを指す。

  1. 全体的に塗装
  2. ティッシュ、綿棒などで拭き取る

以上のプロセスを行うことで、拭き取れない場所=凹みに塗料が残る。
装甲の汚れの演出。
スミ入れとの兼用なども可能。

ガンダムマーカー リアルタッチマーカーとは

「水性ホビーカラー」、「Mr.カラー」などを手掛ける株式会社GSIクレオスの製品。
ペンタイプであり、性質は水性ベース。

汚しからボカシ塗装まで。

味付けに活躍するマーカーである。

『ガンダムマーカー リアルタッチマーカー』の結果

拭き取りは水を含ませたメラミンスポンジで行った。

ウォッシングとして使うことを想定して、まずは全体的にザックリと塗装。
そして30分ほど乾燥機に入れてからの拭き取り。

水で湿らせたキッチンペーパーで拭き取りは、難しい。
落ちるものの、見た目にはあまり変化がなく。
スプーン一つならまだしも、ガンプラのすべての部位にこれを行うのは現実的ではない。

続いて水で湿らせたメラミンスポンジ。
落ちるものの、番手の細かいヤスリ掛けに近いものがあり。
色の塗膜を削らないようにすることは、なかなか難しい。

ところどころ、下地の色が見えてしまった。

仕上げはU-35シリーズの『マットバーニッシュ』
質感はつや消しの、仕上げ材。
これを筆にて塗装。
「ガンダムマーカー リアルタッチマーカー」が溶けた様子はなく、仕上げも完了。

まとめ

念のためチェック。ぼかしペンで「U35」の塗膜は落ちる。

「臭いが少ないこと」クリアしたものの。
乾燥後に拭き取るには適さない結果となりました。

乾燥後でも水を含ませたメラミンスポンジ。
そしてぼかしペンなどで拭き取ることは可能なものの。
色の塗膜を落とさないように作業するのは、難しい。

ノーミスで切り抜けられる自信はない。
といったところ。

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リアルタッチマーカー 全塗装後のウォッシング、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。

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2級色彩コーディネーターのユネプラです。

主に筆塗りに関する知識や、製作の過程・ツールのレビュー、プラモデルのレビューなどを発信しています。

臭いの少ないツールで製作しているので、配慮が必要な環境で製作している方の参考になれば幸いです。

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