100均の道具を使ったウェットパレットの作り方を紹介いたします!
筆塗りの魅力は準備と片付けの簡単さからくるフットワークの軽さ。
そして、導入コストとランニングコストの低さにあります。
しかし、パレットに出した絵の具や塗料が乾燥してしまった経験はありませんか?
私もあります。
当記事では、その悩みを解決するウェットパレットの紹介から、作り方まで紹介いたします!
最初にウェットパレットをつくってから約3年。
幾度のマイナーチェンジを繰り返しました…。
2023年に今の仕様になってから使い続けている最新版です!
ウェットパレットとは?
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/04/ウェットパレット_07.webp)
ウェットパレットは、水を含んだスポンジを使用して絵の具の乾燥を防ぐための道具です。
チューブから出した絵の具が乾きにくくなり、ウェットパレットのフタを閉めれば乾燥時間をより、伸ばすことができます。
- 分離することがあります
- 個人的な経験ですが、おおよそ12時間程度、使える状態をキープすることが可能です
- 出した絵の具の量が多いほど、乾燥を防げます
ウェットパレットが使える絵の具・塗料
![アクリル絵の具 オレンジ](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2024/04/20240407_02_36.webp)
水で薄めることのできる、いわゆる「水溶性」もしくは「水性」の絵の具・塗料で使うことができます。
ウェットパレットで使うことのできない塗料
シンナー(薄め液)で希釈をする塗料はウェットパレットに向いていません。
使われている溶剤によってはシンナー(薄め液)によりクッキングシートが溶けてしまう場合もあります。
筆塗りモデラーにオススメ!
筆で絵の具や塗料を塗る、筆塗りモデラーにウェットパレットがオススメです。
ウェットパレットの材料
![ウェットパレット](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/04/ウェットパレット_07.webp)
すべて100均の材料で揃えることが可能です。
- 容器(密封性があると良い)
- スポンジ(吸水性が高いと良い)
- クッキングシート
ウェットパレットに使う材料は以上の3点で、税込み330円で揃えることが可能です。
容器
- 容器のサイズはスポンジよりも大き目
- フタがついていて密封性のあるものが良い
- 水を入れて運ぶことになるので、大きすぎない方が良い
かれこれ3年ほど使ってマイナーチェンジをしていますが、容器に関して考えることは以上の3点。
そして、色はモノクロで色味が無い容器がオススメ。
色がついていると、絵の具の正確な色が分からなくなります。
スポンジ
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/04/ウェットパレット_02.webp)
- 高圧縮タイプのメラミンスポンジがオススメ
- 色はモノクロで、白がオススメ
2023年末頃に高圧縮タイプのメラミンスポンジを使ってみたところ、すごく良い。
吸水性が高く、水の保持力が高い。
高圧縮タイプは通常のメラミンスポンジよりも硬めで、筆が沈みにくいのも良いですね。
通常のメラミンスポンジでも吸水性や水の保持力も良いのでオススメですが、もしも高圧縮タイプのメラミンスポンジがあった場合は、そちらをオススメします。
クッキングシート
- 水分、油分を通さずに蒸気を適度に通すので、絵の具に触れるパレットに良い
- 模様が印刷されておらず、色は白がオススメ
- コスパが良いモノを選びましょう
クッキングシートはとにかくカットするのが大変です。
おおよそ5cm刻みでひたすらカット。
ペーパーカッターを導入して効率化を図るのも良いですね。
ウェットパレットの作り方
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/04/ウェットパレット_04.webp)
- 容器のなかにスポンジを入れる
- スポンジに水を含ませて、スポンジの高さの半分程度まで水を入れる
- カットしたクッキングシートを乗せる
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/04/ウェットパレット_05.webp)
カットしたクッキングシートが丸まってしまう場合は、くしゃっとシワをつけると、丸まらなくなります。
ウェットパレットを使うと改善されること
- 絵の具を長く使うことができる
- 使う色を変える場合はクッキングシートを変えるだけ
- 長く使い続けるほどコスパアップ!
タイパを求める人には既製品がオススメ
コスパ(コストパフォーマンス)を求める人には自作でつくるウェットパレットがオススメですが、クッキングシートのカットに時間がかかるのがネック…。
タイパ(タイムパフォーマンス)を求める人には既製品がオススメです。
![](https://www.yunepura.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まとめ
![ウェットパレット](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/04/ウェットパレット_07.webp)
100均の材料を使ったウェットパレットの作り方を紹介いたしました。
- 容器
- スポンジ
- クッキングシート
以上の3つがあればつくることができるウェットパレット。
筆塗りで、絵の具や塗料を少しでも長く使いたい人にオススメ。
もしも自作がメンドクサイ場合も、既製品があるのでご安心を。
是非、ウェットパレットをお試しいただき、少しでも快適な筆塗りライフをお楽しみいただければ幸いです!
![ユネプラ](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2024/04/cropped-icon-128.png)
筆塗りの心強い味方! 100均で自作するウェットパレットの作り方は、ここまで。ご覧いただきありがとうございます!
コメント