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マジックリンを使用しての塗膜剥がしを検証!
Twitterなどでガンプラ情報を見ている方は見覚えのあるかもしれない言葉。
塗装に失敗した、マジックリンにドボンして塗装をやり直そう。
まぁ大体こういう意味ですな。
私もアクリル塗料などの臭いの少ない塗料、絵具を主に使う身。
ウォッシング、スミ入れなどにマジックリンを使用したことはあり、落ちることは確認済み
HGCE 232 ウィンダムのいろいろな姿を見たい。
そのためにも不可避な工程は、そう。
今日はこれを検証いたします。
"筆塗り"の完成作品(下に行くほど古くなります)
- HG 1/144 シュヴァルベカスタム(シクラーゼ機)
- HG 1/144 ザクII
- HG 1/72 メイレスケンブ斬
- HG 1/72 ブレイディハウンド
- HG 1/72 アメインゴースト
- HGCE 1/144 エールストライクガンダム
- HG 1/72 メイレスレイキ
- EG ストライクガンダム
- ぷちりっつ セイバー/アルトリア・ペンドラゴン
- HG 1/48 レギンレイヴ(クレナ/アンジュ搭乗機)
- HG 1/144 ガンダムAN-01 トリスタン
- HG 1/72 メイレスジョウガン
- HG 1/72 メイレスケンブ
- HG 1/48 レギンレイヴ(ライデン/セオ搭乗機)
- HG 1/48 レギンレイヴ(シン搭乗機)
- HG 1/72 メイレスビャクチ
- Figure-rise Standard レーナ 第二クール仕様
- HG 1/144 ガンダムアスタロト
- HGUC 1/144 ユニコーンガンダム デストロイモード
- HG 1/144 xvm-zgc ゼイドラ
- ぷちりっつ キャスター/ネロ・クラウディウス
- HGCE 237 ダガーL
- HG ザクウォーリア
- Figure-rise Standard LENA
- HG 1/48 ジャガーノート(遠距離砲撃仕様)
- HG 1/48 ジャガーノート(汎用仕様)
- HG 1/48 ジャガーノート(シン搭乗機)
- HGBD:R 1/144 ユーラヴェンガンダム
使用するマジックリン
アクリル塗料などの塗膜を剥がす目的ならば、『キッチン用』のマジックリン。
性質は『アルカリ性』である。
キッチンなどに発生する油汚れ向けの洗剤。
というのが本来の役割なものの、プラモデルの製作にも使われている。
プラモデルでの用途
キッチン用のマジックリンはアクリル塗料などを落とす事が可能。
その特性を利用して塗装のはみだしを消す用途から、ウォッシング、スミ入れにも使用可能。
塗装に失敗したときなどはマジックリンにドボン。
奥まった場所、凹みモールドまでキレイサッパリ。
とまでは行かないものの、やり直すことが可能。
購入できる場所
スーパー、コンビニなどの生活用品を取り扱っている店舗。
またはオンラインストア。
さあやってみよう
マジックリン ドボン
ワクワクドキドキの始まりなり。
準備
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/02/202102_06_03_01.jpg)
用意するモノは100均で購入したザル。
2個セットであり、水を切るためのスリットが入ったザル。
小さいパーツなどの紛失を未然に防ぐザルがセットとなっており、重宝しています。
プラモデルについたアクリル塗料を落とすための洗剤として、『キッチン用のマジックリン』
性質はアルカリ性。
スーパー、コンビニなどの生活用品を取り扱っている店舗で手に入ります。
続いて歯ブラシ。
歯ブラシでなければいけない。
ということはありません。
凹みモールドなどは擦るなどの負荷をかけたほうが落ちます。
プラモデルはできるだけ細かく分解。
その方が、パーツの間に入り込んだ塗料も落とすことができる。
とはいえ分解はパーツに大きな負荷のかかる作業。
そんなニュータイプのような直感が働いたなら……
というのも一つの選択肢。
洗うときの注意点
パーツは重ならないように注意。
多いようであったら、2回にわけるなどの対策を。
パーツが多いと重なり合った場所にマジックリンが届かず、二度手間です。
マジックリンの状態
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/02/202102_06_03_03.jpg)
トリガーを引き、出てくる泡の濃度が良いのか。
それとも液体にドボンが良いのか。
私の使っているアクリル塗料では
という枕言葉がつき、保証するものではございませんが……
- 泡の状態で濃度は充分。
- しかし、まんべんなく。
- 全体に洗剤が行き渡ることが重要。
たとえ液体の状態であっても、小さい容器でギッチギチの状態だと落ちません。
マジックリン ドボン
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/02/202102_06_03_02.jpg)
『ドボン』と言うほど量は使っていませんが、必要な工程をまとめます。
- プラモデルを可能な限り細かく分解
- ザルにプラモデルを入れる
- キッチン用のマジックリンを5回ほど吹きかける。(表面的にパーツが隠れるくらい)
- パーツを混ぜ、マジックリンを行き渡らせる。
- 10分ほど待つ。
- 水で洗い落としつつ、歯ブラシをかける。
- 塗料の落ち具合を確認し、乾燥させる。
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/02/202102_06_03_05.jpg)
HGCE 232 ウィンダムで実践。
シールドが分かりやすいですが、凸面の塗装は落ちました。
マットバーニッシュが落ち、プラスチック本来のツヤが復活しています。
しかし、凹みモールドなどの細いみぞには残りました。
洗うときに歯ブラシをあてたところは落ちたものの、完全に落とすのは難しい。
とはいえ一体のガンプラでのトライ&エラー。
いろいろな試行錯誤が可能な光が見えてきました。
お使いの塗料がアクリル塗料などであったら……
マジックリンで塗装を落とし、塗りなおすことが可能。
まとめ
![](https://www.yunepura.com/wp-content/uploads/2021/02/202102_06_03_06.jpg)
マジックリンで塗膜が落ち、もともとのツヤ感を取り戻したHGCE 232 ウィンダム。
凹みモールドなどの細かい溝には残った物の、歯ブラシなどで『がんばれば』落とす事が可能。
とはいえ、求めるクオリティに応じてやるかやらないか。
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マジックリンで塗膜剥がし HGCE 232 ウィンダム、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。
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