HG BUILD DiVERS R 009 ガンダムゼルトザームの素組レビューを行います!
プラモデルに付属している物のみを組み上げた状態のレビューです。
成形色の色分け、シールの場所、可動範囲、作例を参考とした部分塗装の場所、安全基準フラッグの場所を紹介いたします。
紹介するHG BUILD DiVERS R 009 ガンダムゼルトザームは、2019年12月上旬に発売されたプラモデル。
『ガンダムゼルトザーム』はガンダムビルドダイバーズRe:RISEに登場するモビルスーツ。
展開が可能な異形の右腕、大型ランス、砲身が展開するシールドランチャーと、特徴的な武装が多く個性の塊なガンダムゼルトザーム。
さっそく組んでいきます!
付属物
HG BUILD DiVERS R 009 ガンダムゼルトザームに付属している物の紹介を行います。
説明書
説明書が1冊。
ビジュアルに2ページ。
パーツリストに1ページ。
組み立ての手順に7ページ。
全10ページの構成です。
ランナー
HG BUILD DiVERS R 009 ガンダムゼルトザームに付属しているランナーは計11枚。
A1、A2パーツはオレンジ、イエロー、ブルー、ダークブルーの4色。
B1、B2パーツはパープル。
C1、C2パーツはグレー。
Dパーツは2枚ありワインレッド。
E1、E2パーツはブルー。
そしてポリキャップが付属。
余剰パーツがあります。
パーツリストに×印がついているパーツは使用しないパーツです。
シール
ホイルシールが1枚。
シールを貼る場所は頭部のみ。
番号も5番までと少なめ。
素組チェック
プラモデルに付属している物のみを組み上げた状態のチェックです。
成形色の色分け
本体の色分けの確認から。
付属の物のみで仕上げ、塗装は行っていません。
パーツ数はHGとしてはそこそこ多く、組みごたえがある印象。
カット、ヤスリはパーツ数に比例し時間も増えます。
しかし新しいキットということもあり、組み立てるストレスは少なめ。
成形色の色分けはほぼ再現されていますが、気になるとすれば異形の右腕。
丸モールド、ケーブル、関節に色が足りません。
シールを貼った場所
付属のシールをすべて使用。
シールでの色分けは頭部のみ。
カメラアイなどの色を再現でき、ホイルシールならではのメタリック感が光ります。
ハンドパーツ(左手)
ハンドパーツは左手に2種類付属。
武器などを握る形の手。
躍動感がある広げた形の手の2種類が付属。
武装
ハイパーデストランス(大型ランス)、シールドバインダー/フォールディングデストランチャーが付属。
ゼルトザームアルム(異形の右腕)
右腕に装着された異形の右腕。
ゼルトザームアルムは展開することが可能。
通常形態でも膝下まで長さがありますが、展開すると地面まで届きます。
ゼルトザームアルムは左右対称なデザインとなっており、左腕にも装着が可能となっています。
可動域(左腕、足)
左腕の肘は90度まで曲げることが可能。
肘の可動部が緩みがちですが、ペンチなどで挟めば締まりが復活します。
股関節はよく広がり、写真くらいに広がります。
膝は干渉することもあり、90度まで曲がります。
色が足りない場所(説明書の作例を参考)
新しいプラモデルということもあり、色分けはほぼ再現されています。
強いて言えばゼルトザームアルム(異形の右腕)の色分けが足りません。
丸モールド、ケーブル、関節の色分けを行えばより情報量アップし、設定に近づきます。
安全基準フラッグの場所
安全基準フラッグは頭部のアンテナについています。
より劇中のイメージに近づけたい方はカットするなどの加工が必要です。
ただ、折れやすくなるので細心の注意を。
合わせ目の発生場所
本体の合わせ目はうまく隠されている、もしくは凹みモールドとしてデザインとなっています。
一方、武器は合わせ目が発生します。
大型ランスの中に小型ランスを挟み込む形状になっており、干渉する部分に接着剤が流れ込まないよう注意が必要です。
まとめ
成形色の段階でほぼ色分け再現されており、完成度の高いプラモデルです。
ただゼルトザームアルム(異形の右腕)の色分けを行うとより完成度アップ。
可動範囲は広くも狭くもなく普通。
外れやすくなるというリスクがあるものの、腰のフロントアーマーの左右を切り離すとより表現力アップ。
頭部のアンテナに安全基準フラッグがあります。
合わせ目が気になる方はデザインとするか、消していきましょう。
機体が左右非対称ということもあり、自立は難しいです。
アクションベースなどの台座があるとより楽しめます。
以上でHG BUILD DiVERS R 009 ガンダムゼルトザームの紹介を終わります。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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