HG00 003 ガンダムデュナメスの直線系凹みモールドのスジ掘りに挑戦!
ガンプラなどのプラモデルには凹みモールドがデザインされています。
が、深さが足りず浅いこともしばしば。
浅いとなにが困るかと言うとスミ入れの時。
凹みモールドにスミ入れの塗料を流し込むのですが、起こる問題としては二つ。
- うまく流れない
- 余分な塗料を拭き取ろうとしたら残すべき部分まで拭き取れてしまう
このような問題がありましたなぁ(しみじみ)
これをなんとかしたいな、そう思ってたどり着いたのは凹みモールドを深くする。
ということ。
掘るための道具もいろいろありますが、まず悩んだのは「どのサイズがいいのだろう」
それが悩みのタネでしたが、その悩みを解消する道具に出会いました!
株式会社ウェーブの「HGマイクロチゼルセット」
初心者にありがたいセットでの販売。
いよいよ凹みモールドのスジ掘りデビューの時です!
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HGマイクロチゼルセット
ガンダムデュナメスに実験体となってもらい試してみました。
私が制作するのはHG(ハイグレード)のガンプラが主ですが、サイズ感はバッチリ。
ちょうどよく使えます。
刃は4種類の幅があり、0.1/0.2/0.3/0.5
の、4種類。
よく使うことになるサイズは0.2/0.3の2種類。
構造材の境目などの表現のディティールはこの2種類のサイズがちょうどいいですな。
太目のラインで長方形なディティールがデザインされている場所には0.5の刃を使用。
パネルラインというよりはアクセント的なデザインですな。
凹みモールドの掘り直しにはもちろん。
新規モールドのデザイン……スジ掘りにも使える道具です。
下準備
いざ実践。
全身のありとあらゆる凹みモールドを掘りなおしてやるぜぇ……
と、逸る気持ちを抑え、優先順位を決めます。
- 直線的な凹みモールド
- 見えやすい場所
この二つの条件で進めます。
そうと決まればマーキング。
マーキングに使用するのはマッキー極細の赤。
マーキングの意味もありますが、どの深さまで掘ればいいのかわからない。
ということでマーキングが消えて成形色が見えるあたりを目標とします。
組み上げた状態でちょんちょんマーキング。
線がはみ出ないように意識して行っていますがそれでもはみ出るもの。
逆に言えばはみ出るということは浅いということ。
レッツ深堀りですな。
いざ深堀り
さてマーキングが終えたらレッツ深堀り。
サクサク行きたいところですが、フリーハンドでできる自信はありません。
定規だと動きそうだなぁ……
そうだ!ビニールテープだ!
そう思いついたときは気分上々でしたが……
使用方法のところにしっかり書いてありました。
まず説明書を見ましょう。ユネプラとの約束だよ(ブーメラン)
気を取り直してザクザク深堀り。
ビニールテープは粘着力が下がったと感じたら新しくするのが安定。
無心に掘り進めているうちに……
深堀り完了です。
まとめ
というわけで深堀り完了しました。
まぁもっと深く掘ったほうがいいのか、これでいいのかは進めなければ分からない。
ということもあり進めていきます。
深堀り(スジ掘り)をやってみたいなぁ。
と、思いつつもなかなか購入に踏み切れない方に進めたいHGマイクロチゼルセット。
掘り直した面はカクカクとした直角。
メリハリの利いた彫刻が可能。
と、機能的な面はもちろん良いのですがなにより「セット」であること。
何mmの幅が良いのだろう……?
そういった悩みから解放されたのはうれしいところ。
ガンダムデュナメスの凹みモールドをスジ掘りする、はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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