
ウェザリングと仕上げ塗装を行います!
塗装も終わり、ラストスパートな「ぷちりっつ セイバー/アルトリア・ペンドラゴン」
ウェザリングに分類されるウォッシング。
そして仕上げ塗装を行いましょう。
ウォッシング

- 汚して
- 洗い落とす
以上の工程によるウェザリング技法を、ウォッシングと呼びます。
使用感の付与、色味の調整などのフィルタリング。
そして凹みに影色を入れることによる「スミイレ」の兼用も可能な技法です。
ウォッシングで使用した道具

- ホルベイン 透明水彩 セピア
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
- スマッジブラシ(100均のセリアで購入した化粧筆)
ウォッシングに使う絵具はホルベイン画材株式会社の「透明水彩のセピア」
水彩絵具に分類される絵具ですが、「透明」の名がつくとおり、透明感が特徴です。
水で3倍程度に薄めて使います。
「汚す」工程で使う筆はネオセーブルの平筆14号。
ぺんてる株式会社のナイロン毛の筆であり、大きめな筆。
大きさを活かし、サクサクと汚します。

「洗い落とす」工程で使う筆はスマッジブラシ。
100均のセリアで購入した化粧筆であり、本来の用途はボカシ。
しかし、細かく繊細な毛質でありつつも、水を含むと「細かい束」になるのが特徴。
水分量や汚れの量を「キッチンペーパー」で拭き取り、調整しつつ……
重力を意識して進めます。
仕上げ塗装

いよいよやってきました。
ここまで来ると、あともう少し……
塗膜の保護や作品の保護。
そして質感の方向性を決める工程です。
仕上げ塗装で使用した道具

- マットバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- グロスバーニッシュ(U-35 ACRYLICS)
- ぺんてる ネオセーブル 平筆14号
ターナー色彩株式会社の仕上げ材2種類を使います。
アクリル絵具のシリーズ「U-35 ACRYLICS」に含まれる仕上げ材。
多少の筆ムラは乾燥までに平滑に……
絶対ではないですが、筆でもキレイに仕上げやすく、助かるところです。
まずは全体的にマットバーニッシュをベースとしたつや消しで塗装。
ウォッシングの塗膜の保護を行います。
仕上げ塗装に使う筆はぺんてる株式会社のナイロン毛の筆。
ネオセーブル 平筆14号を使います。
甲冑部分とエクスカリバーの刀身はグロス仕上げで

銀色の甲冑部分とエクスカリバーの刀身はグロスバーニッシュで仕上げます。
マットな中にギラリと輝くアクセント。
質感のコントラストを狙い、見栄えが良くなったらイイナと祈りつつ塗装します。
まとめ
ぷちりっつ セイバー/アルトリア・ペンドラゴンの仕上げが終わりました。
あとは、組み立てです。
早く組み上げたいところですが、ここはグッと我慢。
24時間ほど置いておいてから、組み立てへと行きましょう。

ぷちりっつ セイバー/アルトリア・ペンドラゴン ウェザリングと仕上げ塗装、はここまで。
ご覧いただきありがとうございます。