完成 | HG 1/72 メイレスビャクチ | 筆塗りで全塗装

完成品

下地塗装

ジェッソ
ジェッソは100均で購入したドレッシングボトルに詰め替えて使用しています。少量での使用が行いやすく、利便性がアップです。

色のノリをよくするため、食いつきをよくするために必要な下地塗装。
やらなくても塗装は可能ですが、完成後の耐久性を求める方。
そして成型色から色をガラッと変更する場合はやっておいて損はない工程。

下地塗装に使用した道具

  • ジェッソ (U-35 ACRYLICS)
  • ブラックジェッソ (U-35 ACRYLICS)
  • イリデッセントブロンズ (U-35 ACRYLICS)

ダークグレーでほのかにメタリックを感じる下地色を目指します。
使用した下地材、絵具はU-35 ACRYLICS。
ターナー色彩株式会社が開発、販売しているアクリル絵具であり、アクリリックスとも呼ばれる水溶性の絵具です。

ジェッソ、ブラックジェッソは下地材。それにイリデッセントブロンズ(絵具)を混ぜることにより、「渋いメタリック」な下地色を目指します。
関節などのパーツはこの色を最終的な色とし、工程の短縮、そして塗膜の削減を目指します。(ニヤリ)

水で希釈が可能な水溶性の下地材。乾燥後はサラサラとした質感の耐水性。色はブラック。
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塗装

U-35 ACRYLICS 20ml チューブ外観

色を塗る工程であり、完成に大きく近づく工程。
技法はいろいろありますが、筆塗りにて塗り進めます。

塗装に使用した道具

  • U-35 ACRYLICS
  • 筆(主に平筆6号サイズ)

ターナー色彩株式会社が開発を手掛けたアクリル絵具である「U-35 ACRYLICS」を用いて塗装します。
別名、アクリリックスとも呼ばれる水溶性の絵具です。
発売は2020年12月15日であり、まだまだ新しい絵具。
耐久性、耐光性、伸びの良さ、透明感など良いところがいろいろありますが、特に「臭いの少なさ」が決めてとなり使用を継続。今に至ります。

色レシピ(ざっくりと)

厳密に計って調色していないので「ざっくり」とした数値です。
こういう色を使ったのか。
と、ふわっと読み進めてくださいな。

本体等(ホワイト)

  • チタニウムホワイト 70%
  • ニュートラルグレー 30%

本体等(ライトパープル)

  • ウルトラマリン バイオレット 30%
  • チタニウムホワイト 50%
  • ニュートラルグレー 20%

本体等(イエロー)

  • ディアリライド イエロー 50%
  • チタニウムホワイト 30%
  • ニュートラルグレー 20%

本体等(グレー)

  • ブラックジェッソ 50%
  • ジェッソ 20%
  • イリデッセントブロンズ 30%

本体等(メタリックイエロー)

  • イリデッセントパール 50%
  • ディアリライド イエロー 50%

武器等(メタリックグリーン)

  • イリデッセントパール 50%
  • フタログリーン(ブルーシェード) 50%

チッピング

エッジ、角などに金属系の塗料をこすりつけることによる「塗装の剥げた感」を演出するチッピングを行います。

チッピングに使用した道具

  • スポンジ
  • キッチンペーパー
  • イリデッセント シルバー(U-35 ACRYLICS)

スポンジの角に絵具を少量つけて、それをさらにキッチンペーパーで落とす。
カッスカスな状態になり、つくかつかないか曖昧な状態まで調整を終えたらいよいよチッピング。
装甲の角など「引っ掛かりのある」場所を主にチッピングし、「塗装の剥げた感」を演出します。

使用した絵具はターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSの「イリデッセント シルバー」
主に塗装に使用する絵具ですが、ここでも活躍します。

ウォッシング

まずは汚そう

汚し、洗い落とすことによる「使用感の演出」を狙うウォッシング。
凹みモールドに暗い色を流し込むことによる立体感の演出の技法、「スミイレ」とも兼用が可能な技法です。

ウォッシングに使用した道具

  • ホルベイン 透明水彩 セピア
  • 筆(最初は大きい筆→最後は平筆6号くらいの筆)

水彩絵具のなかでも「透明水彩」に分類される絵具を使用。
その名の通り透明感のある水彩絵具で、層の重なりの演出が可能です。

まずは全体に塗り、一晩寝かせてからの……

拭き取りには筆を使用。
最初は大きな筆を使用し、最後には小さな筆を使用。
筆には「じんわり」と、筆の穂先がまとまる程度の水を含ませて拭き取ります。
筆が汚れてきて拭き取れなくなったら水洗いし、また拭き取り……
それを繰り返して「いい塩梅」を探します。

仕上げ

バーニッシュ
マットバーニッシュ、グロスバーニッシュの外観

最終的な質感の付与。
そして塗膜、作品の保護のための仕上げ塗装を行います。

仕上げに使用した道具

  • マットバーニッシュ (U-35 ACRYLICS) 70%
  • グロスバーニッシュ (U-35 ACRYLICS) 30%
  • 筆(主に平筆6号)

ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズに含まれるバーニッシュ2種を混ぜて使用。
半々光沢くらいに調整しています。
塗りたての状態では筆跡が目立ちますが、乾燥後には平滑な塗膜。
まぁ限度はありますが、技量の不足をカバーすることが可能であり、重宝している仕上げ材です。

マットな質感に仕上がる仕上げ材。水で希釈が可能な水溶性で、乾燥後は耐水性。臭いの少なさが魅力の仕上げ材です。
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乾燥後はグロスの質感になる仕上げ材。水で希釈が可能な水溶性で、乾燥後は耐水性。臭いは少ないです。
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乾燥前は水溶性であり、乾燥後は耐水性へと変化する仕上げ材。
もしも、塗りたくない場所へ塗ってしまった場合は「キッチン用のマジックリン」で落とすことが可能です。

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プラモデル製作が趣味なユネプラです。

寝室と作業部屋が同じである。
そしてシンナー臭が苦手なことから、臭いの少ない道具を使って製作しています。

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