
グラファイトグレーを塗っていきましょう!
機動戦士ガンダム 水星の魔女のガンプラ「HG 1/144 ガンダムエアリアル」。先日3話の放送が終わり、視聴も終えてテンションMAX。いやぁ、3話も良かったですねぇ(ネタバレ回避しようとすると”良かった”しか言えない説。やーでも、良かったのです。)
脱線しましたが、いよいよ塗装へ。まずは関節などに「グラファイトグレー」を塗装していきましょう。
塗装

色を塗る工程である塗装。完成像にグッと近づく工程であり、
本塗装、基本塗装
などと呼ばれることもある工程です。
使用した道具

- ターナー色彩 U-35 ACRYLICS グラファイトグレー
- ターナー色彩 U-35 ACRYLICS リターダー
- 水
- ホビープラス MAX-03-FUGA-
- レック 水の【激落ちくん】
- 山善 食器乾燥機 YD-180
関節や武装の塗装にはターナー色彩株式会社のアクリル絵具「U-35 ACRYLICS」から「グラファイトグレー」を使います。U-35 ACRYLICSは水で希釈が可能な水溶性。乾燥後は耐水性に変化します。メタリックとは異なる「鈍い」輝きが魅力の絵具です。
そのままの粘度ではエアブラシで吹けないので、水とリターダーで希釈します。おおよそですが、
U-35 ACRYLICS | 水 | リターダー |
2 | 1~1.5 | 0.2~0.5 |
以上の比率で希釈をおこないます。

リターダーを添加しないと5分程度で詰まってきます。
エアブラシはホビープラスの「MAX-03-FUGA-」を使います。似たような製品は見かけますが、0.3mmから0.5mmへの口径変更が容易なのがメリット。グラファイトグレーの塗装では0.5mmに換装して使っています。

汚れたハンドピースの洗浄には「水の【激落ちくん】」を使います。乾燥前であれば水で落ちますが、ノズルなどは風が通ることもあり硬化していることが多い……ということで「水の【激落ちくん】」で浮かせて、洗っています。
水の【激落ちくん】でフィニッシュせずに、最後は「水」で洗いましょう。
リターダーを添加したこともあり、乾燥時間は長めになります。そこで使用するのが株式会社山善の食器乾燥機「YD-180」。自然対流式でありホコリが舞いにくいのがメリット。乾燥時間を早めるとともに、ホコリの予防にもなります。
ホコリは確実に防げるものではございません。過信は禁物です……!
ターナー色彩 U-35 ACRYLICS グラファイトグレー
ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSに含まれる絵具。セットには含まれておらず、単色での購入が必要な色(2022年10月時点)。
透明性は不透明(Opaque)。下地の影響を受けにくい色です。
光沢度はつや消し(Matte)。
"グラファイト=黒鉛"であり鉛筆にも使われている素材であり……普通色とは異なるけれど、メタリックとは違う……鈍い輝きが魅力的な色です。
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ターナー色彩 U-35 ACRYLICS リターダー

ターナー色彩 U-35 ACRYLICS リターダー
乾燥を遅延させるために、ターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSシリーズの「リターダー」を添加します。そのままだと乾燥が早く、詰まりやすい……場合などにオススメです。

ホビープラス MAX-03-FUGA-

MAX-03-FUGA-
ホビープラスが販売している2022年モデルの充電式エアブラシ「MAX-03-FUGA-」で塗装を行います。豊富な付属品が魅力的であり、口径の変更が可能なのも魅力のひとつ。
届いた状態では「0.3mm」がセットされていますが、ヘッドとニードルを交換することで「0.5mm」に口径を変えることが可能です。
また、メンテナンス用の道具も付いており、最初のひとつとしてもお勧めです。

レック 水の【激落ちくん】

U-35 ACRYLICSのバーニッシュを使った後のハンドピースの洗浄には「水の【激落ちくん】」をお勧めします。カップ内にワンプッシュ吹き替えて、うがい洗い。その後、水でのうがい洗いを色が出なくなるまで繰り返します。
最後はカップ内に残った水滴をティッシュなどで拭き取ったら仕舞いましょう。

山善 食器乾燥機 YD-180
株式会社山善の「食器乾燥機 YD-180」を使います。主に塗膜の乾燥に使用しており、時短……そして環境に左右されない仕上がりに貢献しています。
乾燥方法が「自然対流式」であり、ホコリが舞いにくいのもポイント。完全に防げるわけではありませんが、キレイな作品作りに一歩近づきます。

まとめ

これにて関節・武装などの塗装が終わりました!

U-35 ACRYLICSのエアブラシでの塗装。2021年の始めころに模索したときには掴めなかったですが、吹けるようになり嬉しいところ。

まだまだ確実とはいかないですが、大体これくらい……というのが見えただけでも嬉しいところですな。

グラファイトグレーの塗装 | 日記 2022年10月17日は、ここまで。
ご覧いただきありがとうございます!
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