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U-35 ACRYLICSでウェザリング | HG 1/144 デミトレーナー

日記
ユネプラ
ユネプラ

いよいよウェザリング(汚し)へ。

機動戦士ガンダム 水星の魔女のガンプラ「HG 1/144 デミトレーナー」も最後の工程にたどり着きました。2022年中に終わりそう……ですね(笑)。

当記事で解説するのはウェザリング(汚し)に含まれる「ウォッシング」「ドライブラシ」。そして「トップコート」。使用した道具の紹介などを交えつつ、参りましょう!

ウォッシング

全体的にドンドン汚しましょう

ウェザリングに含まれる技法に「ウォッシング」があります。

ウォッシングは"washing(洗浄)"という意味で、模型などでも「一度汚してから・洗う」工程をワンセットとした技法です。

使用感の演出。完成してから時が経ったような演出とともに……

  • 凹みモールドに影色を入れる「スミイレ」
  • 色の統一感を演出する「フィルタリング」

……などを兼ねることも可能な技法です。

ウォッシングで使用した道具

筆で拭き取ります。筆に含む絵具が多くなったら落とします。

  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS ロー アンバー
  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS リターダー
  • 使い古しの筆

ターナー色彩株式会社のアクリル絵具「U-35 ACRYLICS」から「ロー アンバー」を使います。色は暗めの茶色。そのままでは濃いので水で3倍ほどに薄め、さらにリターダーを添加します。乾燥時間を延ばすことで拭き取りに余裕を持たせるためです。

余分な絵具は筆で拭き取ります。このときに使う筆は毛先がボサボサになった使い古しの筆。重力の方向を意識して拭き取ります。

ドライブラシ

拭き取りに使用したキッチンペーパー。ディテールがわかるくらいの残り具合がちょうどいい。

ドライブラシは筆につけた塗料をティッシュなどでしっかり拭き取り、乾かしてから(ドライにして)からキットにこすりつけるようにして塗る技法です。

使う色によって得られる効果は変わりますが、シルバーを使った場合は「塗装が剥がれた感じ」の表現が可能です。

ドライブラシで使用した道具

  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS イリデッセント シルバー
  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS アンブリーチド チタニウム
  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS バーント シェナー
  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS ロー アンバー

ドライブラシには複数色を使います。付着した汚れの表現。そして塗装が剥がれて金属が見える雰囲気の演出……。複数色を使うことで表現に幅を持たせることが可能であり、より自然な「汚れ」を表現できます。

使用した筆は100均のセリアで購入した化粧筆。使う筆はコロコロと変えるので、コレが絶対!というのはありませんが……。毛質は硬め。毛先は真っすぐに切りそろえられているとドライブラシがやりやすいですネ。

トップコート

マットバーニッシュ
マットバーニッシュ

塗膜の保護。そして作品の保護のためにクリアー(透明な仕上げ材)を塗装します。この時に選択する質感によって……

作品の最終的な見た目・印象
……を、決定づける工程でもあります。

トップコートで使用した道具

  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS マットバーニッシュ
  • ターナー色彩 U-35 ACRYLICS リターダー
  • ホビープラス 充電式エアブラシ 「MAX-03FUGA」
  • レック 水の【激落ちくん】

ターナー色彩株式会社U-35 ACRYLICSに含まれる仕上げ材から、「マットバーニッシュ」を使います。乾燥前は水溶性。乾燥後は耐水性。乾燥すると透明になり、つや消しの質感になります。そして臭いが少なく扱いやすい仕上げ材です。

臭いが少ないので、パーツの臭いが飛ぶまで塗装ブースに置いておく……ということもしていません(臭いの感じ方には個人差がありますが、シンナー系の臭いはしません)

乾燥前は水溶性。乾燥後は耐水性の臭いが少ない仕上げ材。
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u35_リターダー
ターナー色彩 U-35 ACRYLICS リターダー

そのままではエアブラシで塗装できないので、リターダーで希釈します。水のみでも塗装は可能ですが、硬化が早くハンドピース内部で詰まります。それの予防のため、リターダーを添加しています。希釈の割合は、

マットバーニッシュ 5
4
リターダー 1

"おおよそ"であり、エアブラシの性能、気温・湿度などによっても変わりますが以上の比率で希釈を行い……

少量のみ吹いてみて確認し、微調整しています。


ホビープラス_充電式エアブラシ
MAX-03-FUGA-

塗装はホビープラス充電式エアブラシ「MAX-03FUGA」でおこないます。従来の充電式エアブラシとは異なり、ホースを接続することが可能。それにより本体丸ごと保持する必要がありません。また、「圧力感知式」を採用しており使うときだけ稼働するのもヨシ。

付属品のみで口径の変更も可能。デフォルトでは0.3mmですが0.5mmに換装して使用しています。


水の激落ちくん
水の【激落ちくん】

塗装後のハンドピースの洗浄にはレック株式会社「水の【激落ちくん】」を使います。色が出なくなるまで"うがい"洗い。最後には水で"うがい"を行い、水を切ったらフィニッシュです。

まとめ

これにて「HG 1/144 デミトレーナー」の塗る工程は終わり、ひとまずは乾燥待ちへ。24時間ほど経ったら組み立て。そして撮影会へ!

すぐ組み立てたくなりますが、ここは待ちの一択。また明日お会いしましょう!


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ユネプラ
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U-35 ACRYLICSでウェザリング | HG 1/144 デミトレーナーは、ここまで。

ご覧いただきありがとうございます!

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ユネプラ

ご訪問ありがとうございます。
プラモデル製作が趣味なユネプラです。

寝室と作業部屋が同じである。
そしてシンナー臭が苦手なことから、臭いの少ない道具を使って製作しています。

・他人がいる環境で製作する方
・シンナー臭が苦手な方

…などのお悩みを持っている方の参考になれば幸いです。

何事もなければ17時に更新しているので、立ち寄っていただければ幸いです。

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