「シンデュアリティ」のプラモデル「HG デイジーオーガ アルター」を全塗装し、完成いたしました。当記事では「スポンジ塗装」のやり方と使った道具の紹介。さらに塗装で使った色の紹介。そして完成品の紹介を致します。
今回は「シンデュアリティ」のプラモデル「HG デイジーオーガ アルター」を製作・完成したので、記事にまとめました。
- 製作の方針
- スポンジ塗装
- 使った絵の具(ザックリとした色レシピもアリ)
- 使った筆
- スミ入れに使った道具
- 仕上げに使った道具
- 完成品の紹介
大まかに以上の7項目に分けて紹介いたします。
それではいってみましょう!
HG デイジーオーガ アルターの製作の方針
- 筆で塗る
- 全塗装をする
- シールを活用する
- カラーリングは基本的に変えないが「白寄り」にする
- スポンジ塗装をやってみる
方針として以上のことを決めて、製作をスタート!スポンジ塗装は久々ですなぁ。
スポンジ塗装で使った道具
スポンジ塗装で使用した道具は以下の3つ。
- 100均のネットスポンジ(中身のスポンジのみ使います)
- ハサミ
- 塗装棒
使用したスポンジは100均のセリアで購入した「キッチン用のネットスポンジ」で、スポンジを覆っているネットはカットして、中身のスポンジのみ使います。
スポンジのカットにはハサミを使いました。(最初はカッターで切ろうとしましたが、スポンジが逃げてしまいカットがしづらいので、ハサミがオススメです。)
そのまま手で持ち塗装するのもアリですが手が汚れます。そこで活用したのは塗装棒。塗装棒でスポンジを挟み「持ち手」と致しました。
スポンジ塗装の特性
特性としては以下の3点が挙げられます。
- スポンジの気泡によって「味」のある仕上がりになる
- 広い面積を塗りやすい
- 凹みに届きにくい
スポンジには気泡があるので、筆とは異なるテクスチャ感……「味」のある仕上がりが得られます。
スポンジの大きさに左右されますが、広い面積を大雑把にサクサクと塗るのに適しています。
凹みには届きにくいので、下地の色を残して塗装することも可能です。
HG デイジーオーガ アルターの塗装で使った絵の具
HG デイジーオーガ アルターの塗装ではターナー色彩株式会社の「アクリルガッシュ」を基本として、一部には同社の「U-35 ACRYLICS」を使いました。
設定ではもっと細かい配色ではございますが、スポンジ塗装によってなかなか「味」のある見た目になりました。設定どおりに色分けをすると「クドク」なりそうに感じたので、配色はシンプルにしています。
- ホワイト(アクリルガッシュ)
色名 | 比率 |
ホワイト(White) | 100% |
- ダークグレー(U-35 ACRYLICS)
色名 | 比率 |
グラファイトグレー(Graphite Gray) | 100% |
- ブラック(アクリルガッシュ)
色名 | 比率(おおよそ) |
ジェットブラック(Jet Black) | 70% |
シルバー(Silver) | 30% |
- グリーン(アクリルガッシュ)
色名 | 比率 |
パステルエメラルド(Pastel Emerald) | 100% |
- イエロー(アクリルガッシュ)
色名 | 比率(おおよそ) |
パーマネントイエローディープ(PERM. YELLOW DEEP) | 50% |
ホワイト(White) | 50% |
HG デイジーオーガ アルターの塗装で使った筆
大まかな塗装はスポンジで塗装を行いましたが、細かいところは筆で塗装いたしました。使用した筆は株式会社タミヤの「良い筆」のセット「タミヤ モデリングブラシHF スタンダードセット」。
主に面相筆(極細)を使い、情報量アップを狙いました。
HG デイジーオーガ アルターのスミ入れ
スミ入れによって影色を入れることで立体感アップを狙います。使用したのは株式会社GSIクレオスのリアルタッチマーカーのブラウン1。凹みなど影を強調したいところに塗り、余分な塗料は綿棒などで拭き取り……立体感を高めました。
HG デイジーオーガ アルターの仕上げ
仕上げ材を塗装して塗膜の保護を行います。フレーム部分はターナー色彩株式会社のU-35 ACRYLICSの「グロスバーニッシュ」でツヤツヤに。装甲部分は同シリーズの「マットバーニッシュ」でサラサラにしました。
乾燥後、組み立てたら……いよいよ完成です!