フレームアームズ・ガール フレズヴェルク=コルニクスの塗装に進みます。手法は筆で塗る筆塗り。あまり分解はせず、ノーマスキングの脳筋プレイで塗りきるつもりです。さて、すべての色ではありませんが、フレズヴェルク=コルニクスで使う色がほぼ定まりました。この記事ではその色と、調色した色の場合は比率をお伝えいたします。
色レシピ

膝下のパーツの塗り分けが終わりました。すべてではありませんが、フレズヴェルク=コルニクスの半分ほどは今回の色で塗り分けることが可能です。そして難しいのがネイビー。説明書のカラーガイドでは5色を調色していましたが、載っている色は持っていない&5色の調色は難しい。というわけで3色でそれっぽく再現してみました。
ネイビー
使った絵の具はターナー色彩株式会社のアクリル絵の具「U-35 ACRYLICS」。水で希釈が可能な水溶性で、乾燥後は耐水性。臭いも少なく、耐久性も高い絵の具です。
ネイビーの再現には、
色名 | 比率(おおよそ) |
---|---|
フタロブルー(グリーンシェード) | 7 |
キナクリドンマゼンタ | 3 |
チタニウムホワイト | 少量 |
以上の3色を使いました。手順としては、
- フタロブルー(グリーンシェード)を出す
- キナクリドンマゼンタを徐々に加えて、成型色の色に近づける
- 良い感じになったら少量のチタニウムホワイトを加える
以上の3ステップで調色いたしました。使っている色が違うので説明書の作例のままとはいきませんが、それっぽく仕上がりました!


ダークグレー
ダークグレーにはターナー色彩株式会社の「U-35 ACRYLICS」より、「グラファイトグレー」を使いました。混色などはせず、そのままです。鈍い光沢感が魅力の絵の具で、質感も魅力的な絵の具です。

グレー
グレーはターナー色彩株式会社の「U-35 ACRYLICS」より、「ニュートラルグレー5」を使いました。混色などはせず、そのままです。不透明のなかでも隠ぺい力が高く、持っていると助かる色です。

イエロー
イエローはビビッドに発色させるために、一工夫。
下地としてターナー色彩株式会社のアクリルガッシュのゴールドライトを塗装。その上に同社の「U-35 ACRYLICS」のディアリライドイエローを塗りました。
イエローなど暗色の上にそのまま塗っても発色しづらい色にオススメの手法です。


シルバー

丸いモールドのワンポイントには4アーティストマーカーのシルバーでワンポイント塗装。もしもはみ出た場合は、その上に色を重ねればオーケーです。

スミイレ

凹みの強調のために、スミイレを行いました。
スミイレにはコピックモデラー0.02mmのブラックを使いました。
もしもはみ出てしまっても、すぐであれば綿棒などで拭き取ることが可能です。

仕上げ

塗膜の保護のために、ターナー色彩株式会社の「U-35 ACRYLICS」のマットバーニッシュを塗りました。
筆ムラも軽減されて、ありがたいですね。

まとめ
